職員インタビュー

最善の看護を提供できる場。

看護師

片岡姫子

片岡姫子

看護師は、チーム医療のキーパーソン。

地域の健康を第一に考え、誰も見捨てることのない医療を実践できること。そんなみどり病院の在り方に惹かれて私も入職を決めました。例えお金の支払いが難しい患者さまであっても、何もしないという選択肢は決して無く、私たち看護師も、すべての方に対して平等な看護を実践しています。
私は病棟勤務なので、2チーム3交代で同僚たちと協力しながら、患者さまに関わります。1日あたり6~7人を受け持ち、少しでも様子に変化があれば医師をはじめ関係する職種の方々に報告、相談しながらすぐに解決できるよう努めています。その際も、ただ状況を共有するだけでなく、例えばお腹が痛い場合なら、何故痛いのか、疾患が関わっている可能性はあるのかなどといった背景にも目を向け、根本的な対処を心掛けています。また、地域との連携において、退院調整も大事な仕事。患者さまの退院後も、ご自宅や施設での生活に困らないよう、情報交換や連絡調整を行っています。
バタバタすることもありますが、決して無理なことを強要される環境ではありません。先輩たちはみんな親身になってくれますし、仕事の幅も、成長段階に応じて徐々に任せてもらえるので、着実に力をつけていくことができます。夜勤も、一般的な病院では入社後数ヶ月で担当することが多いですが、みどり病院では新人看護師の習熟度にあわせて、きちんと大丈夫だと思えるタイミングでお任せします。それも、人の命をお預かりする責任ゆえの方針。患者さまありきの考え方が育成にも根付いています。






患者さまのために力を尽くせるからこそ、いつでも目標が持てる。



私自身も、失敗も成功もたくさん重ねて今があります。1年目の頃は採血にあまり自信がなくて、それが患者さまにも伝わってしまったのか「他の人呼んできてよ」と言われてしまったことも。その一方で、受け持ち担当として誠心誠意接しているうちに、最初はよそよそしかった患者さまが「今日も来てくれたの!」と喜んでくださるようになって、退院時に手紙をくださったという嬉しい思い出もあります。どの経験も自身の成長と捉えコツコツ取り組んできた結果、今では持ち回りでチームのリーダーを担当させてもらうなど、できる幅も増えて、仕事の面白さをますます感じています。
今後は、終末期ケア、緩和ケアにも知見を伸ばしていくのが目標です。あわただしい毎日の中でも、相手の価値観を大切にしながら、その人らしく最後を迎えるにはどういう関わり方ができるのかを学びたい。これからもできることを増やしながら、寄り添える看護を実践していきたいです。